明らかにES9038PROの方である。
これはPCM-DSD切り替え機能を備えている事でも明らかである。
それでは肝心の音質面ではどうだろうか?
物量投入で大電流を流す事が果たして音質向上に結びつくのだろうか?
最近になってDAC_ICに供給する電源基板のレギュレーション性能と
クリーン度が音質に直結していることに改めて気がついた(^_^;)
高性能なレギュレーターICもLT社、AD社等から販売されており
それらを使いこなす事により
目を見張るような音質を引き出す事が出来るように思う。
これらのレギュレーターICはそのクリーン度の維持ためか?
出力電流が少ないものが多い。
例としてはTPS7A4700(1A)だと電流対応可能だが、まだ足りない。
やっぱりLT3045等が良い(^_^)。
管理人が最近注目しているのがイノキー氏が設計した機器で使われている2段式電源回路である。
初期のイノキー氏の設計では三端子レギュレーター+オペアンプ誤差増幅型の電源であると思われる。
参考リンク1 http://innocent-key.com/wordpress/?page_id=1021

参考リンク2 http://tangentsoft.net/elec/opamp-linreg.html

この2段型電源と組み合わせるDAC_ICとしてES9038PROは必要電流が大きすぎで不向きであるが
AK4497EQは相性的に良いのでは?とカタログを眺めてニンマリしている。
二段目のオペアンプの誤差増幅回路の電圧検出部分をSW素子の後にしてより綺麗な電圧を得るという発想は素晴らしいと思う。
がしかし、管理人の様な面倒くさがりは二段重ねにしただけでも満足してしまうのであった(^_^;)
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