/ やなさんの電源基板の改良....4700_PWR2_1_2

やなさんの電源基板の改良....4700_PWR2_1_2

EMIフィルター部分の回路に疑問があるが大した問題ではないかも知れない((笑))
今回、整流後に入る電解コンデンサーを4000μFから10000μFに変更しようと思う
      
型名 LGY1V103MELA45 )
端子間ピッチ10mm 推奨穴径φ2.0mm
      
現状の4700_PWR2_1_2基板では1000μFx4/chとなっている。
理由としてはお気楽さんkitの電源基板を何枚か試してみて
今更なが整流後、最初に入る電解コンデンサーは大容量に限ると思ったから(^_^;)
現状でもレギュレーションはそこそこなので今のままでも特に破綻という訳ではない。
after-beforeでデーターを取れば無駄な投資では?との疑問も噴出するかも(笑)
      
ちなみに管理人は115V仕様の電源トランスの7Vタップで3.3Vを作っているのだが....
日本での使用時の電圧は100V:115V→0.87倍だから7Vx0.87=6.08V(7Vタップでの理論値)のはずである。(^_^;)
これにローム製SiCショットキーバリアダイオード(600V6A)SCS106AGCのVF=1.7Vを考慮すると
高性能ICでも5.0Vは厳しいのでは?と思っていた。
       
6.0869V*1.41=8.58V
8.58V-(1.7*2)=5.18V
いかに高性能なTPS7A4700でも電圧差0.18V入力で
5.0Vを出力するのは辛いのでは(^_^;)
       
計算上はこんな感じになるのだが
実測すると実際の負荷を接続した状態で
       
115V/7Vトロイダルトランス
ダイオード整流後4000μF
コンデンサープラス側で
DC8.43V 
この状態なら5V出力を任せても問題ない電圧値?になる。何でかな(笑)
一応トランス単体の電圧値を確認してみた。誤差範囲(笑)?
       
※無負荷時
入力AC 二次側電圧  レシオ  
実測   105.6  7.0  0.0662878788 
理論値   115.0  7.0  0.0608695652 

       
今回の改造で端子台の交換も行う!
基板kitの定番某秋〇〇の青色の端子台はネジを締めた時に
ハンダ付けした部分に力が加わる様で初期状態では問題ないが
時間経過とともに接触不良になる様に思う。
解決策としてはオムロン製の高価な緑色の端子台に交換する。
コイツはネジ締めの力が直接、ハンダ付け部にかからない様な構造になっており
時間経過に対しての接触不良を経験した事はまだない。
       
改造ビフォーアフター
※もちろんすべての基板は同じ仕様で改造します(^_^;)

1


肝心の音に変化はあったか?(^_^;) 答えはデリシャス!すんごいです(^_^;)
宮城県、

— posted by at 09:16 am   commentComment [2] 

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. AYOR — 2017/12/05@00:00:38

ウチは、22000μFのブロックタイプを投入してあるのですが、秋月のSiCショットキーバリアダイオードは、思いとどまりました。写真を拝見すると値段を計算してしまいます:)

2. 管理人 くま — 2017/12/05@11:06:14

こんにちは管理人くまです。
このコンデサー容量アップは音質に直結していてめっちゃ効きますね(^_^;)
びっくりしました。
しかしコンデンサーの背丈が高くなるので基板の二枚重ねが出来なるのが残念です(笑)
SiCショットキーバリアダイオードは試しに付けてみたのですが
音質に対する影響については実感できません。コストアップの方が問題かもです。
いつか自作DACを持ち寄って鑑賞会とか開催されたらなぁって考えています。

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