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LT3083 + LT1963A 電源基板試作(1)

実を言えば
LT1963A 1.5A 低ノイズ 高速トランジェント応答のLDOレギュレーターを試した時に
我が家のスイッチングハブには電流容量がギリギリだったのでこのICにブースト回路を付けたいと考えていて
LT3083という電源ICに目をつけていた。
アプリケーションノートから回路はこんな感じで

LT3083


実験基板なので汚いのはご勘弁ください。音質調整のコンデンサーはまだ付けていない状態です。
そんな状態で試聴してみたのですがプラシーボ?なのか良い感触。
時間を取って聴き込みながら音質を詰めていきたい。
(全然ピッチが合っていないディスクリート部品を無理やり配線しているのが辛い。)
結果が良好であれば久々に基板を起こして見ようかと...

雑感...
管理人くまの勝手な思い込みですがリニアテクノロジーの電源ICを使った電源は
低音域から高音域までフラットで分解能が良いと感じます。
音色は赤系ではなく明らかに青系でウォーム感は不足気味かも

最初にLT1963Aの部分に通常の三端子レギュレーターを組み込んで実験してみたのですが
レギュレーション特性が極端に悪くなり使い物になりませんでした。
この部分はやはり高速トランジェント応答の素子が必須?だと思いました。

この回路(IC)は使用するコンデンサーに敏感に反応する様に感じます。
個人的見解ですが大容量電解コンデンサーはダメみたいで
容量よりも周波数特性と充放電の速さで選ぶとそれが音に反映されると思います。
Panasonic製のタンタルポリマーコンデンサーやOSコンを使用するとムフフな音が...(笑)
まぁ使用しているスイッチングハブが古い型で3.3Vで動作するのから
この様なICが使用出来るという事情もあるので普通?の方々には利用価値の無い情報かも...

power-1


秋月通商で20mΩの抵抗が販売が販売されていたので10mΩは並列で使用した。
毎度の事でAC-DCスイッチングアダプターをトランスの代わりに使用しているので
コモンモードフィルターを入力へ入れている。

b-side



— posted by くま at 05:57 pm  

LT1963A 1.5A 低ノイズ 高速トランジェント応答のLDOレギュレーター入手(3)

ユニット化?とタンタルコンデンサーを追加しました。
イカタコ配線でも良い音と感じたのでちょっと楽しみです。

LS1963AA



— posted by くま at 07:51 pm  

LT1963A 1.5A 低ノイズ 高速トランジェント応答のLDOレギュレーター入手

かなり以前にPink Faun I2S BridgeカードのオプションOCXOユニットに使用されている
LT1963A 1.5A 低ノイズ 高速トランジェント応答のLDOレギュレーターについて触れましたが
自分にとっては結構高価で(@1,500)で実験用等含めて数個購入するところで踏ん切りがつかない状況でしたが
某サイトにて在庫処分となっているのを発見して即ポチリました(笑)
デジタル・オーディオをしていると高品質な3.3Vが必要な場面は結構あるので
これを使って究極?の3.3V電源を作りたいと妄想しています。
入手したのが面実装品なので放熱を考えた実装が必須です。
その部分を良く考えないと実現しません。
Amazonではこんな感じのモノが販売されています。

A



aliexpressでは

B



LT1963A


参考リンク  Pink Faun I2S upgrade OCXOLink

LT1963A-1



— posted by くま at 09:23 pm  

今回の新PC?導入に合わせて

今回の新PC?導入に合わせてサウンドカード用電源とLANハブ用の電源を製作して運用を開始しています。
高価なカードへの給電なので慎重を期して精度が高いデジタル電圧計を付けました。
別電源が必要になるのが欠点ですが...
使用した基板はお気楽Kitのモノです。この基板は元々は整流ダイオードが搭載されていてAC入力用となっていますが
トランスの代わりにスイッチングアダプターを使用するためダイオードを外してコモンモードフィルタを搭載しました。

AA


流石に3.3Vで1A以上の出力をTO-220クラスのトランジスタ、この大きさのヒートシンクを使ってとなるとファンが必須でした。

BB



— posted by くま at 09:58 pm  

I2S作動信号送信基板

LT1117CST-3.3 (750円)を通常品?と交換してみた。
違いの分かる男になれるのか(笑)

— posted by くま at 09:26 am  

スイッチング電源アダプター考

自分が使用している電源基板は何枚もあるがその半数は電源トランスの代わりに
スイッチング電源アダプターを使っている。
(特にノートPC用のモノが良い様に思う。個人的にSONYのVAIO用が好きです。)
トランスとの比較でどちらが良音質的に優位なのか?という部分が詰めきれていないが
レギュレーションという部分では間違いなくスイッチングでアダプターが優れている様に思う。
だだ...出力電圧が同じで容量が違う場合、どちらが音質的に良いのか?という部分に疑問があった。
最初のうちは容量が大きい方が良いに決まっていると思い込んでいたのだが
比較視聴するうちに うーーんとなって(笑)
明らかに小容量であっても音質的に好ましいモノが存在する事に気がついてしまった。
それでは理由はなんだろうか? ここでちょっと嫌な予感がしてくる。
エネルギー密度では...つまりスイッチング電源回路の発振周波数が関係しているじゃないかと?
それって調査と選択がかなり厳しくなってしまうパラメーターなワケで...

蛇足...
某中古品販売店には腐るほどに電源アダプターが青色輸送用コンテナに溢れていて
時々それをかき回しに出かけている。中華メーカーの正体不明品とかもあるが
一応、名の通ったラベルが付いたモノの中から見繕っている。

参考リンク  APU1 2 用12V電源 新電源基板組み込み2chLink

— posted by くま at 05:50 pm  

懲りずにAPU用電源に手を入れた...

Pink Faun I2S Bridgeの外部電源を改造する過程で得られたノウハウを
APU用電源に注入して見たのだが...
結果はPink Faunカードに見られた音質変化と同様な変化が感じられて
一先ず成功だと思われる。
最近の自分は何時もどうやったら低音域が良く鳴るのか?それしか考えていない(笑)
某師匠が言っていたがトランジスタ出力側にぶら下がるコンデンサーは
トランジスタのhfeを上げるためのモノだと 果たしてそうなのか?
それじゃ 10000μF付けたら...hfe高めのトランジスタに交換したら?と試行錯誤を繰り返しているが
大容量化して効果がある容量には限度がありその容量は思っているよりも小さいと言う結論だった。
そう...大体何百μFレベルではないだろうか?
対して入力側はどうなのか?当たり前なのか分からないけれど
供給元のトランスやスイッチング電源が許す限り大容量な方が良い様に感じている。
まぁこれも前述の様に限界があるがそれは供給元の容量によるのだが...
以前に村田製作所サイトで違う種類のコンデンサーを組み合わせて使うと
インピーダンスの山が2つ出来て好ましく無いという記事を読んだ記憶があるが?
組み合わせの善悪よりも徹底的に低周波と高周波の両端のインピーダンスを下げる工夫が
高音質への近道だと考えるこの頃である。
蛇足...
最終段のスイッチングトランジスタのhfeは高い方が有利というのが一般的な説だと思うが
実はそれだとドリフトが大きくなる様に感じているが?どうなんだろう。

— posted by くま at 05:06 pm  

通常の電解コンデンサーを一個も使わない電源

通常の電解コンデンサーを一個も使わない電源を作ってみた。
通常、低音域の力感を出すためには整流素子の直後に
大容量のコンデンサーを接続するのが定石なのだが...
フイルムコンデンサー、タンタルコンデンサー、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー等...
普通でいくと高音域が華やかだが低音域がスカスカになりやすい構成(笑)
なので今までに得られた低音が良く鳴る部品ノウハウを盛り込んでその部分を補う様に注意した。
その結果はいかに!?
追記...
うーんやはり大容量の電解コンデンサーを使わないとベースが沈んでくれない。失敗(泣)

— posted by くま at 08:32 pm  

市販のポータブル電源について

他人のブログを見て批判めいた投稿をするのは趣味じゃないし下衆な事だと思う。
ポータブル電源が良いという記事を見た。うーーん 疑問点がぁ(苦笑)

本題に入る前にAudio世界で良く語られる常識?として
1.電池を使用した電源は他のどんな電源回路より優れている。
2.リニア電源は電池使用の電源の次に優れている。
3.スイッチング電源はノイズまみれで音が悪いAudio機器に使用してはならない。
というのが前提で以下を書いています。

ポータブル電源の簡単な仕組みとしては
内部に充電池が入っていてそれをエネルギー元としてAC100Vを出力する機器だ。
ただし充電池の出力は当然直流電圧(DC)なのでそれを家庭用AC100V器具には接続できない。
なので内部で交流に変換、電圧値を交流100V(141Vpp)にする必要がある。

この変換をする回路の事を一般的にインバーターという。
インバーターとは直流電流を交流電流に変換する装置で
この回路は極論的に言うとDC-ACコンバーターと言ってしまって差し支えないと自分は考えている!?
(異論があれば教えて欲しい。)
更に言い換えればスイッチング電源の入力を充電池に変えただけだと思うのだが?

自分的には充電池の出力を使用するAudio機器の電圧値を合わせて直接接続するのは意味があると思うが(無変換...)
インバーター回路を通して接続すると直流から交流に変換した電流を供給しているワケで
その回路で交流に変換する方法としては恐らく
トランジスタを使った発振回路と昇圧のためのトランスを組み合わせた所謂スイッチング電源回路だと思う。
その回路で果たして正確なsin波で発振し動作しているのか?という部分がどうも気になる。
メーカー等電気製品開発テスト用のAC電源は内部にROM的部分があり
そこに正確なsin波が記録されていて自身で発振したAC電源周波数と絶えず比較しフィードバックをかけて
波形を正確に出力する様にしていると思う。(自分が現役時に使っていたものは)
話が逸れました繰り返しになりますが
DC-ACコンバーター、仕様 入力:DC数V 出力:AC100V がポータブル電源の正体だと思うんですね。

だがしかし...実際に購入して使ってみないと音の良さは分からないのがAudioなので
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ポータブル電源をAudio機器に使用するのは意味が無いという主張をしたいワケでは決して無い。
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理屈ではなく「繋いでみたら音が凄く良くなった!」というのもAudio世界だから...
あぁそうだ何故に正確なsin波がAC電源に求められるか?についてはそのうちに書きます(笑)

— posted by くま at 12:41 pm  

Pink Faun I2S Bridgeカード用電源

少し前に定番トランジスタをコンプリで購入してhfeを測定しペアを取り後
電源基板の差動増幅部分に入れて見たらドリフトが減り且つ出てくる電圧値が計算どうりに...
という記事を書いたがやっと音がまとまって来たので画像を上げる。
(回路図的に左右対称にトランジスタの向き合う部分のhfeを出来る限り揃えた。)
秋月から購入した動作にはGNDが独立した別電源が必要となる(笑)電圧計を取り付けてある。

5v-out


回路図的に左右対称にトランジスタの向き合う部分のhfeを出来る限り揃えた。

— posted by くま at 10:42 pm  

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