/ Audio機器を作るということ

Audio機器を作るということ

何時も言っているのは自分は自作マニアではないという事。
作るのは好きじゃないが何時も何か作っている(笑)
自分が思う仕様、価格で世の中に欲しいモノが無い。
だから作る構図になっている。

何でも作って音が出れば嬉しいで終わるなら苦労もないが
作り出したモノが本当に良いもの意図した動作をしているのか?
それをどんな測定方法で検証して更なる適正化をはかるのか?
何時までも完成せず、蓋を閉められない私の自作機達(笑)
お金かけて見てくれ良くして音が出た終わりにならない自身の拘りで
自身が疲弊する。

デッカク重く物量投入は簡単(資金があれば)だがそれが本当に投入分働いて
良い音に貢献できているのかが気になってしょうがない。
バラックセットで何万μFコンデンサーが山積みで持ち運びは出来ないが良い音だとか
電源分離して8電源分離回路で電源別シャーシーとか
物として道具としての完成度はどうなんだろうか?と考える。

あるエンジニアが言った
「求める性能を最低限の材料でクリア出来るのが技術者」だと
商売ではないからそんな事はどうでも良いと聞こえてきそうだが(笑)
制限があるからその制限の中で限界まで可能性を追求実現するところに
自分は所謂 カッコよさ を感じる。

— posted by くま at 09:15 pm  

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